夏といえば、
スイカ、花火、お祭り。
金魚すくい、ラジオ体操、素麺。。。
そして欠かせないのが夏の夜の怪談。
怖い、怖いと耳をふさぎたくなるけれども聞いてしまう。
怪談スポット巡り観光なんてのもあるらしい。
どうしてこうも怖い話に人は惹かれるのか。
私の母の家系は、母を除いて結構霊感が強い。
祖母や叔母は特に霊感が強くて、
その類の話をよくしてくれた。
もちろん実体験だ。
私の祖母は日本舞踊の講師をしていたので、
車で稽古の会場へ行っていたのだが、ある晩墓地を通りかかった途端、寒気がしたそうだ。
案の定、バックミラーには。。
落ち武者がのっそりと乗りこんでいた。
もちろん、慣れていたって怖いものは怖い。
心で般若心教を唱えながらなおも車を走らせる祖母。
神社を通りがかった途端に寒気が消え、バックミラーからも落ち武者の姿が消えたらしい。
とても怖かったそうだが、改めて考えてみると、
タクシー代わり。。。?
ちょっと笑える。
叔母は、自宅でもよくカーテンの隙間から覗く顔なんかを見ていたようだが、1番怖かったのは病院での出来事だそう。
入院した叔母は元来夜型なためか、消灯時間にはなかなか寝れなかったが、それでもやっぱり朝は起こされるわけで。
なので、なんとか寝ようとしていたらしい。
ある夜、何かを感じた。
ゾクっとしたらしい。
窓ガラスの外に手が。きた。
そして、はしゃぎまわる子供の声。
やっぱり霊感があったって、霊を見るのに慣れてたって、やっぱり怖いらしい。
極めつけは赤ちゃん。
ベッドの周りをはいはい。
グルグル廻って、その半径は廻るごとに小さく。
だんだん、だんだん近づいてくるらしい。
怖すぎる。
想像しただけで鳥肌が立つ。
結局いつの間にか寝てしまったそうだけれど。
やっぱり病院にはいろんな霊が多くいるそうだ。
願わくば、入院はしたくない。
さて、そんな怪談もの。Flibの青空文庫シリーズにも。
おそらくよく知られているであろう「耳無芳一の話」。改めて芳一の恐怖を読み直してみてほしい。
そして、「半七捕物帳 お文の魂」。こちらは江戸の怪談話。
夜毎その枕もとに散らし髪、びしょぬれの女が現れ、一緒に寝ている娘のお春までが「ふみが来た!」と叫ぶ。
その真相は?
さらには猟師が、危険な山奥で、若く美しい女達に出会う「狼の怪」など。
ちょっと違った怖さで言えば夢野久作や海野十三。
「キチガイ地獄」や「生きている腸」なんかのSFホラーも結構ゾクッと出来るはず。
夏の夜のお供にいかが?[にゃ] |